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愛しのサラブレッド写真館 

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2008年 11月 23日

今年の秋は牝馬が強い!マイルCSは、ブルーメンブラットが重賞連覇で初GI制覇

今日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・マイルCS(GI、3歳上・芝1600m)は、吉田豊騎手騎乗の4番人気ブルーメンブラットが、中団追走から直線内を突いて鋭く伸び、外から追い込んだ1番人気スーパーホーネットに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆マイルCS結果
1着△ブルーメンブラット(吉田豊)1'32'6(良)
2着◎スーパーホーネット(藤岡佑)3/4
3着 ファイングレイン ( 幸 )3/4
4着▲カンパニー    (横山典)1/2
5着○ローレルゲレイロ (四 位)1/2

前走の府中牝馬S(GIII)で初重賞制覇したばかりの、メンバー中ただ1頭の牝馬・ブルーメンブラットが、鋭い末脚で強豪牡馬をまとめてなで斬り、鮮やかに初GI制覇を飾りました。パドックは、前走の府中牝馬Sもいい雰囲気でしたが、今日はさらに体をふっくらと見せ、迫力のある馬体に仕上がっていました。また、鞍上の吉田豊騎手も終始馬群の内を走らせ、直線で狭い内を上手く突いて抜け出すコースロスのない見事な騎乗でした。なお、勝ち時計の1'32'6は、このレース歴代2位タイの好タイム、牝馬のマイルCS優勝は、1994年のノースフライト以来14年振り5頭目の快挙でした。これで今秋の古馬混合GIは全て牝馬が制したことになります。本当に今年は牝馬が強いです!

2着は1番人気のスーパーホーネットが懸命に外から追い上げましたが、わずかに及びませんでした。今日は毎日王冠よりも位置取りはやや後ろとなってしまいましたが、ラスト3ハロンは、勝ち馬と同じ上がりタイム、メンバー中最速の33.9秒で伸びており、通ったコースの差で負けただけといってよいでしょう。力は出し切ったと思います。それにしても彼は3度目のGI2着、残念なことになりました。

3着は、春のスプリント王者ファイングレインが久々に彼らしい末脚を見せてくれました。3歳時にマイル戦で好走実績があるとはいえ、近走不振だっただけによく頑張ったと思います。2番人気4着のカンパニーはスーパーホーネットとほぼ同じ位置にいましたが、直線の伸びは一息でした。やはり、目に見えない疲れはあったかもしれません。

ブルーメンブラット(撮影日2008年10月19日・府中牝馬S)
父アドマイヤベガ 母マイワイルドフラワー(母の父Topsider)
2003年2月20日生 牝5 黒鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
(通算成績)24戦8勝
(重賞勝利)2008年マイルCS(GI)、府中牝馬S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2008-11-23 18:06 | レース回顧 | Trackback | Comments(2)
Commented by noche6 at 2008-11-25 01:18
ローレルゲレイロ応援してたんですけどね。
ていうか2歳の頃から・・・。

あ。お久しぶりです。
Commented by Yuuichiro_K at 2008-11-25 23:20
☆noche6さん
ご無沙汰してます。ローレルゲレイロは、いつも堅実な走りを見せてくれますが、今回も5着と頑張りました。彼は函館2歳Sで2着になったように若い時期からずっと活躍しているのは立派ですよね。来年こそ父キングヘイローに続く短距離GI制覇を期待したいです。


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