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2008年 10月 21日

今年の春の天皇賞馬・アドマイヤジュピタが屈腱炎発症のため引退、種牡馬入り

☆今日のニュース
「今年の春の天皇賞馬・アドマイヤジュピタが屈腱炎発症のため引退、種牡馬入り」
大変残念なニュースです。今日、今年の天皇賞・春(GI)優勝馬アドマイヤジュピタが右前浅屈腱炎を発症したため引退することが判明しました。今後は、千歳の社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定です。

アドマイヤジュピタは3歳時、若駒Sでフサイチジャンクの2着になるなど素質の高さを見せていましたが、骨折のためクラシックを断念、右後脚にボルトを入れる手術を施され休養を余儀なくされました。しかし、4歳夏に復帰戦を勝利で飾ると、鳴滝特別、アルゼンチン共和国杯(JpnII)を連勝して一気に本格化、古馬長距離路線の新星となりました。

今年は、初戦の日経新春杯(GII)こそ4着敗れたものの、阪神大賞典(GII)、天皇賞・春(GI)と重賞を連覇し、ついに古馬の頂点に立ちました。その後は凱旋門賞(仏GI)を目指したものの、放牧先のザ石で遠征を断念、先日の京都大賞典(GII)に出走(結果9着)した矢先の故障発症でした。早すぎる引退は本当に残念ですが、フレンチデピュティ産駒のイメージを変える長距離競争で見せた強さ(恐らく彼の母の父リアルシャダイの影響が強いと思われる)を次代に伝えてほしいと思います。

今日は、アドマイヤジュピタ君を掲載します。
彼を初めて見た思い出の鳴滝特別出走時のものです。

アドマイヤジュピタ(撮影日2007年10月13日・鳴滝特別)
父フレンチデピュティ 母ジェイズジュエリー(母の父リアルシャダイ)
2003年3月1日生 牡5 栗毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
(通算成績)14戦7勝
(重賞勝利)2008年天皇賞・春(GI)、阪神大賞典(GII)、2007年アルゼンチン共和国杯(JpnII)
今年の春の天皇賞馬・アドマイヤジュピタが屈腱炎発症のため引退、種牡馬入り_b0015386_1401571.jpg

美しい栗毛と馬体の良さに一目惚れし、単勝をどかんと買って応援しました。結果は2着に5馬身差をつける圧勝!見事期待に応えてくれて、京都遠征のいい思い出の一つになりました^^

by Yuuichiro_K | 2008-10-21 23:59 | パドック写真 | Trackback | Comments(4)
Commented by kozou_17 at 2008-10-22 16:02
う〜ん、残念ですねー。でも良い仔を出しそうな気がします。出来れば見た目もそっくりな美しい馬を出して欲しいです。
そういえば、脚にボルトが入った状態でアルゼンチン共和国杯を勝ったといえば、ヤマニングローバルと一緒でしたね。
Commented by Yuuichiro_K at 2008-10-23 00:53
☆Kozouさん
アドマイヤジュピタは、完調なら秋競馬でも主役を晴れる実力馬だったと思いますし、おっしゃるとおり本当に残念なことになりました。産駒に夢を託したいですね。

それはそうとヤマニングローバル、懐かしいですねえ!デイリー杯3歳Sを3戦3勝で制し(その後無念の骨折)、ハイレベルだったアイネスフウジン世代のミスターシービー産駒の大物と評判の馬でした。彼も骨折がなければクラシックで楽しみだったと語られる馬でしたね。彼のレースで一番印象に残っているのは、1992年の天皇賞・秋で3着に好走した時です。現役時代苦杯を飲んだシンボリルドルフの息子トウカイテイオーに先着し、シービーファンの友達が大喜びしていました^^
Commented by kozou at 2008-10-23 09:45 x
そうそう、一旦先頭に立ちましたしね。複勝が2000円以上ついたんですよね。友達が買ってました。
しかし、シンボリルドルフ・ミスターシービーってもう既に大昔の馬のような感じがしますね。競馬のサイクルは早いですよ。
Commented by Yuuichiro_K at 2008-10-24 00:28
☆Kozouさん
ヤマニングローバルの天皇賞のパドックは素晴らしいデキだったんですよー。でも馬券は買ってない(涙)だから覚えているんですよねー^^;
それにしてもルドルフ、シービーの活躍した時からもう20年以上過ぎたわけですが、彼らの活躍はいつまでも色あせません。記憶に残る名馬はいつまでたっても記憶に残りますね。


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