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愛しのサラブレッド写真館 

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2008年 09月 21日

東西トライアルは波乱決着、マイネレーツェル&ダイワワイルドボアが制す

「ローズSは、マイネレーツェルが3頭横一線の接戦を制す」
今日、阪神競馬場で行われたローズS(JpnII、3歳牝・芝1800m)は、川田将雅騎手騎乗の7番人気マイネレーツェルが、中団追走から直線外から伸び、ムードインディゴ、レジネッタとの横一線の接戦を制して優勝しました。

☆ローズS結果
1着 マイネレーツェル (川 田)1'47'3(重)
2着 ムードインディゴ (福 永)ハナ
3着 レジネッタ    (小 牧)クビ
4着 オディール    (安藤勝)2 1/2
5着 メイショウベルーガ(四 位)1/2

桜の女王と樫の女王が早くも激突、春の既成勢力もほぼ顔を揃えた注目の一戦でしたが、両女王は共倒れとなり、波乱の決着となりました。馬場が悪くなったこともあり、馬場の良い外を通ったマイネレーツェル、ムードインディゴの末脚が光りました。勝ったマイネレーツェルは春の桜花賞トライアルに続くトライアル制覇となりました。オークスで不利を受けて消化不良の走りとなった無念を晴らしましたね。血統的にもステイゴールド産駒ということで、晩成の血が花開いたのかもしれません。本番の秋華賞も楽しみになりました。なお、桜花賞馬レジネッタは中団から脚を伸ばしたものの3着。オークス馬トールポピーは、やや出負け、終始内で包まれる苦しい競馬で6着と共に物足りない走りでした。本番の秋華賞は混沌としてきました。


マイネレーツェル(撮影日2008年5月25日・オークス)
父ステイゴールド 母ケイアイベール(母の父サクラユタカオー)
2005年4月4日生 牝3 鹿毛 青森・佐々木牧場生産 栗東・五十嵐忠男厩舎
12戦4勝(2008年9月21日現在)
(重賞勝利)2008年ローズS(JpnII)、フィリーズレビュー(JpnII)
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「セントライト記念は、伏兵ダイワワイルドボアが差し切り、初重賞制覇」
今日、中山競馬場で行われたセントライト記念(JpnII、3歳・芝2200m)は、北村宏司騎手騎乗の9番人気ダイワワイルドボアが中団追走から直線力強く伸び、マイネルチャールズに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆セントライト記念結果
1着 ダイワワイルドボア(北村宏)2'14'6(稍)
2着◎マイネルチャールズ(松 岡)1/2
3着 ノットアローン  (蛯 名)ハナ
4着○ダイバーシティ  (横山典)1/2
5着 ナリタダイコク  (佐藤哲)1 1/2

春はスプリングS14着、プリンシパルS7着と敗れ、クラシックに出走できなかったダイワワイルドボアでしたが、夏競馬で古馬と対戦して揉まれた経験を生かし、嬉しい初重賞制覇を飾りました。鞍上の北村宏司騎手は、この秋、怪我から復帰したばかりでしたが、嬉しい復活の重賞制覇となりましたね、おめでとうございました。

2着は1番人気のマイネルチャールズが早め先頭の積極的な競馬で連対を確保。ぴったりマークされたノットアローンに交わされなかった根性は立派でしたが、GIを狙うのであれば、勝ちきってほしかったのは確か。もうワンパンチ足りない印象は拭えません。やはり菊花賞の主役は来週の神戸新聞杯組から出そうな気がします。


ダイワワイルドボア
父アグネスタキオン 母セニョラージェ(母の父Nureyev)
2005年2月21日生 牡3 鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・上原博之厩舎
11戦3勝(2008年9月21日現在)
(重賞勝利)2008年セントライト記念(JpnII)

by Yuuichiro_K | 2008-09-21 23:59 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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