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愛しのサラブレッド写真館 

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2007年 12月 09日

ゴスホークケンが圧巻の逃げ切りで2歳王者に!

今日、中山競馬場では好天の下、2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティS(JpnI)が行われました。レースは、勝浦正樹騎手騎乗の3番人気ゴスホークケンが、好スタートからハナを奪うと直線も脚色衰えず後続を突き放し、2着のレッツゴーキリシマに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆朝日杯フューチュリティS結果
1着▲ゴスホークケン  (勝 浦)1'33'5(良)
2着△レッツゴーキリシマ( 幸 )2 1/2
3着△キャプテントゥーレ(川 田)クビ
4着△ドリームシグナル (ルメール )1 1/2
5着◎スズジュピター  (柴田善)3 1/2


8分の1の抽選を潜り抜けて出走した1勝馬のゴスホークケンが見事な逃げ切りを決めました。新馬戦でいきなり1'34'9の好時計で圧勝した力は伊達ではありませんでしたね。前走の東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)は先行したものの伸びきれず4着に敗れましたが、今日は最後まで脚色は衰えることなく、危なげのないレース運びで完勝といえる内容でした。また、勝ち時計はマイネルレコルトのレコードに0.1秒差の歴代2位の好タイムで、今後も楽しみになりました。

2着は先行策から最内を突いて伸びたレッツゴーキリシマが10番人気の低評価を覆し好走しました。メジロライアン産駒というのが嬉しいですね^^、良く頑張ったと思います。

3着はデイリー杯2歳S(JpnII)の覇者キャプテントゥーレ。直線いい感じで伸びてきましたが、レッツゴーキリシマを捕らえ切れなかったのは、重賞ウイナーとしては不満の残るところでしょうか。なお、1番人気のスズジュピター(5着)と2番人気のアポロドルチェ(11着)は共に中団から伸び切れず、見せ場なく敗れたのは残念でした。

今日は見事、2歳王者となったゴスホークケン君を掲載します。

ゴスホークケンが圧巻の逃げ切りで2歳王者に!_b0015386_22384972.jpg

パドックは前走同様、大変落ち着いて周回していました。2歳馬とは思えない古馬のような堂々とした雰囲気がありました。

ゴスホークケンが圧巻の逃げ切りで2歳王者に!_b0015386_22401195.jpg

鞍上の勝浦騎手は、積極的なレースで見事にゴスホークケンを優勝に導きました。2002年テレグノシス(NHKマイルC)以来となる久々のGI制覇となりました。

ゴスホークケンが圧巻の逃げ切りで2歳王者に!_b0015386_2242620.jpg

馴染みのない血統ですが、父はノーザンダンサー系StormCatの直仔、母はMr.Prospector系ということで、いかにも米国産らしい配合です。

ゴスホークケンが圧巻の逃げ切りで2歳王者に!_b0015386_22432981.jpg

グラスワンダー以来、久々に関東から外国産馬の2歳王者が誕生しました。偉大な先輩に続くような活躍を期待したいですね、おめでとうございました!

ゴスホークケン
父Bernstein 母Allthewaybaby(母の父Grand Slam)
2005年3月3日生 牡2 黒鹿毛 アメリカ・Four Horsemen's Ranch生産 美浦・斎藤誠厩舎
3戦2勝(2007年12月9日現在)
(重賞勝利)2007年朝日杯フューチュリティS(JpnI)

by Yuuichiro_K | 2007-12-09 22:59 | 07年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2007-12-11 11:59
ゴスホークケンはこうやって写真で見ると迫力ありますね。逃げてあのタイムで勝つっていうのは今後も期待出来ますね。
Commented by Yuuichiro_K at 2007-12-11 23:35
☆Kozouさん
そうなんですよ、ゴスホークケンは、500キロを超える馬体ということもありますが、迫力のある馬体の持ち主です。また、古馬のような落ち着きがあるところが、また良いです。マイルを逃げ切れる馬というのは、相当力がないとできない芸当ですし、僕は、まだまだ大仕事ができる大器と見ています。とにかく将来が楽しみです。


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