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2007年 11月 18日

短距離王の座は譲らない、ダイワメジャーがマイルCS連覇達成

今日、京都競馬場で行われたマイルチャンピオンシップ(3歳上、GI・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ダイワメジャー博之厩舎)が、好位3番手追走から直線抜け出すと、中団から伸びたスーパーホーネットの追撃をクビ差抑えて優勝しました。

☆マイルCS結果
1着△ダイワメジャー   (安藤勝)1’32’7(良)
2着○ スーパーホーネット(藤 岡)  クビ
3着  スズカフェニックス (武 豊) 1/2
4着◎アグネスアーク   (藤 田)  クビ
5着▲カンパニー      (福 永)1 1/4

昨年の覇者ダイワメジャーが、昨年のレースを再現するかのような(結果的に勝ち時計も昨年と一緒でした)先行して押し切る正攻法の強い競馬で、見事マイルCS連覇を飾りました。この秋は、毎日王冠3着、天皇賞・秋は不利もあって9着と不完全燃焼のレースが続きましたが、今日は、競ってしぶとい持ち味を存分に発揮して、王者にふさわしい堂々の勝利でした。これでダイワメジャーはGI5勝目、鞍上の安藤勝己騎手も今年GI6勝目となりました。今年のダイワメジャー&スカーレット兄妹と安藤騎手の活躍は本当に凄いものがありますね、おめでとうございました!

2着は、スワンSの覇者スーパーホーネットが、中団から直線鋭く伸びたものの、ダイワメジャーの底力の前に惜しくも涙をのみました。しかし、後方からレースを進めたスワンSよりも今日の方が流れに乗れていたと思うし、いい競馬だったと思います。

3着のスズカフェニックス、4着のアグネスアーク、5着カンパニーも後方からいい脚で伸びているのですが、前後半イーブンの緩みのないペースとなったため、差し一辺倒の馬には厳しいレースになってしまいましたね。(なお、アグネスアークは、レース後下馬しており、脚元が心配です)。でも上位人気馬は、ほぼ実力どおりの走りを見せてくれたと思います。終わってみれば極めて順当な結果となった一戦でした。


ダイワメジャー(撮影日2007年10月7日・毎日王冠)
父サンデーサイレンス 母スカーレットブーケ(母の父ノーザンテースト)
2001年4月8日生 牡6 栗毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・上原博之厩舎
27戦9勝(2007年11月18日現在)
(重賞勝利)2007年安田記念(GI)、マイルCS(GI)、2006年天皇賞・秋(GI)、マイルCS(GI)、2004年皐月賞(GI)、2006年毎日王冠(GII)、マイラーズC(GII)、2005年ダービー卿CT(GIII)
短距離王の座は譲らない、ダイワメジャーがマイルCS連覇達成_b0015386_1653279.jpg


by Yuuichiro_K | 2007-11-18 16:53 | レース回顧 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2007-11-19 15:20
サスガですね、ダイワメジャー。このメンバーなら負けないと思ってました。前走、前前走と敗因がしっかりしてましたしね。ただスーパーホーネットは前哨戦を勝って人気になる「お客様」だと思ってましたが、これは本格化しましたかね。
で、ボクが密かに2着に来ると思ってたスズカフェニックス。人気になった安田記念ではダメだと思ってました。安田記念は2000mでも勝てる位の力が欲しいと思っていたので。しかし京都の1600mはスピード、切れ味で勝負できますよね。しかも直線に坂がないし。お、みんなスズカフェニックスがG1馬だって忘れてるんじゃないのかー?って思ってました。
まぁ、つまり買ってたら(ボクは未だに頭の中が馬連なので)1着3着ですね(笑)
Commented by Yuuichiro_K at 2007-11-20 00:17
☆Kozouさん
ダイワメジャー強かったですねえ。前日予想では、あわや無印にして恥をかくところでした^^;スーパーホーネットは、パドックで以前と違ってイレ込むことがなくなって、本格化したと思います。スズカフェニックスは、急仕上げだったスプリンターズSの時と違って、一変しました。安田記念1番人気だった馬が5番人気とは、たしかに人気ありませんでしたね。


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