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愛しのサラブレッド写真館 

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2007年 02月 18日

フェブラリーSは、鮮やかな末脚でサンライズバッカスが念願の初GI制覇!

今日、東京競馬場では今年の中央競馬のGI競争の開幕を飾る冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーS(4歳上、GI・ダート1600m)が行われました。レースは、安藤勝己騎手騎乗の3番人気サンライズバッカスが、後方待機策から直線外に出すとあっという間に先行グループを捕らえて一気に抜け出すと、同じく後方から伸びた2番人気ブルーコンコルドに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆フェブラリーS結果
1着▲サンライズバッカス(安藤勝)1'34'8(不良)
2着◎ブルーコンコルド ( 幸 ) 1 1/2
3着△ビッググラス   (村 田) 2 1/2
4着 カフェオリンポス (岩 田) 1/2
5着△フィールドルージュ( ルメール ) 3/4


戦前は、昨年のJRAダートGI優勝馬カネヒキリとアロンダイトが出走しなかったこともあり、混戦が予想されましたが、終わってみれば力の差がはっきり出た結果となりました。勝ったサンライズバッカスは、ダート王カネヒキリを一昨年の武蔵野S(GIII)で破った実力馬。その武蔵野S以来となる勝利を見事にGIレースで飾りました。勝ちタイムは、一昨年のメイショウボーラーのレコードタイムとわずか0.1秒差の好時計でした。実に強い競馬で、文句なしの勝利でした。新王者として今年のダート短距離路線を引っ張っていくことになりそうです。

2着のブルーコンコルドもさすが昨秋GI3勝を挙げた実力をみせてくれました。勝ち馬と同じ上がり35.0秒の最速の末脚を使って唯一、サンライズバッカスに迫りました。7歳ですが、まだまだ元気です。今年もがんばってくれそうです。

3着のビッググラスも根岸S優勝がフロックでないことを証明した立派な3着でした。逆に残念だったのは、1番人気のシーキングザダイヤで、後方侭見せ場なく9着に敗れました。そろそろピークを過ぎてしまったのかなと思わせる内容でした。また、ダートGI5勝の実力馬アジュディミツオーは、最初100mの芝の走りがまったく駄目で、スタートから激しく追いながらもスピードに乗り切れず、直線で早々と一杯になってしまい14着に大敗してしまいました。こちらも今後が心配になる凡走となってしまいました。

今日は、見事に念願の初GI制覇を飾ったサンライズバッカス君を掲載します。

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パドックは、いつもどおり気合を表に出して周回していました。

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現在リーディングジョッキーと好調の安藤勝己騎手は、今日も完璧な騎乗を見せてくれました。

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レースは、スタート一息でしたが、直線の伸びは際立っていました。とにかく強かったです。

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父のヘネシーは海外でGI馬を出していましたが、日本でも初のGI産駒を出しました。

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まだ5歳ですし、今後も一層の活躍を期待したいですね。おめでとうございました!

サンライズバッカス
父ヘネシー 母リアルサファイヤ(母の父リアルシャダイ)
2002年4月30日生 牡5 黒鹿毛 門別・ヤナガワ牧場生産 栗東・音無秀孝厩舎
18戦6勝(2007年2月18日現在)
(重賞勝利)2007年フェブラリーS(GI)、2005年武蔵野S(GIII)

by Yuuichiro_K | 2007-02-18 23:58 | 07年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2007-02-20 11:44
サンライズバッカスは強かったですねー。安藤勝己騎手が思っているよりも早く行きたがってしまったけど、その気持ちに任せて行かせたというようなことを言っていましたね。それが最終的にあの着差という感じがします。やっぱり安藤勝己騎手は上手いなーと思いました。
ブルーコンコルドは位置取り、仕掛けどころが悔やまれる感じもします。明らかに遅かったですもんねー。もう少しスムーズに競馬させて欲しかった。あの末脚は抜群でしたからね。
Commented by Yuuichiro_K at 2007-02-20 23:40
☆Kozouさん
サンライズバッカスは、本当に強い競馬でした。これほどの馬が3歳の秋以来の勝利というのだから、競馬で勝つというのは本当に大変なことなんだなと改めて思います。ブルーコンコルドも敗れたとはいえ、7歳であれだけ走れれば大健闘だと思います。どちらも無事に今年のダート競馬を引っ張ってもらいたいですね。


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