2006年 04月 06日
昨日は、京王線の事故でアパートに帰れず、久々に実家に帰りました。正月以来ということもあって、親父と野球(WBCとG)の話題で大いに盛り上がってしまいました^^; しかし、競馬界は、名馬の死、故障、引退といった悲しいニュースが続いています。 「コイントス(牡8)引退、種牡馬入り」 2002年有馬記念(GI)3着馬コイントス(美浦・藤沢和雄厩舎)が3月30日付でJRA競走馬登録を抹消、引退となりました。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定です。なかなか勝ちきることができず、重賞勝ちこそなかったものの、重賞2着5回、3着6回と堅実な成績を残しました。通算成績は26戦4勝でした。 「スイープトウショウ(牝5)が調教中に骨折、全治3ヶ月」 悲しいニュースが続きます。スイープトウショウ(栗東・鶴留明雄厩舎)が、今月4日の調教中に左第2中手骨を骨折してしまいました。完治には3ヶ月程度かかる見込みで、春シーズンの出走は絶望的となってしまいました。現役最強女王のリタイア、本当に残念です。早く怪我が治ることをお祈りします。 「マリーンC(GⅢ)は、グラッブユアハート(牝6)が交流重賞5勝目を挙げる」 今日、船橋競馬場で行われたマリーンC(牝馬限定GⅢ・ダート1600M)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気グラッブユアハート(美浦・畠山吉宏厩舎)が好位から直線抜け出すとレーマズガールとジーナフォンテン(2着同着)に1/2馬身差をつけて優勝しました。勝ちタイムは1'38'2(不良)。通算成績は23戦8勝となりました。 「日米オークス馬、シーザリオ(牝4)復帰ならず、無念の引退」 極めつきの悲しいニュースでした。2005年オークス(GI)、アメリカンオークス(米GI)の国内外オークスを制覇し、2005年の最優秀3歳牝馬及び最優秀父内国産馬に選出されたシーザリオが、右前繋靱帯炎の再発のため、引退することになりました。今後は生まれ故郷の早来・ノーザンファームで繁殖生活に入る予定です。 シーザリオは、2004年12月のデビューから無傷の3連勝でフラワーC(GⅢ)を優勝、桜花賞(GI)では、ラインクラフトに頭差の2着に敗れたものの、続くオークスでは、絶望的な位置から驚異的な末脚を爆発させて優勝しました。オークス後は勇躍アメリカに遠征、ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークス(米GI)に出走すると、先行早めに抜け出し4馬身差の圧勝、日本馬史上初の米GI制覇という偉業を達成し、競馬ファンの夢を叶えてくれました。しかし、帰国後に右前繋靱帯炎を発症、懸命に復帰を目指していましたが、残念なことになりました。 今日は、引退が決まったシーザリオちゃんを掲載します。 シーザリオ(写真、2005年オークス) 父スペシャルウィーク 母キロフプリミエール(母の父Sadler's Wells) 2002年3月31日生 牝4 青毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎 (通算成績)6戦5勝 (重賞勝利)アメリカンオークス(米GI)、オークス(GI)、フラワーC(GⅢ) 彼女のパドックは、他の馬とは明らかに違う、オーラのような物を感じました。 もう彼女の豪脚が見れないのは本当に残念ですが、後は子ども達に期待したいですね。 ☆次走情報 カフェオリンポス→アンタレスS又はサウジアラビアRC カンパニー→安田記念 キングストレイル→都大路S又は京王杯SC シルクフェイマス→天皇賞春 インセンティブガイ→京王杯SC トールハンマー→京王杯SC ニューベリー→マイラーズC ワイルドワンダー→サウジアラビアRC マルカシェンク→プリンシバルS アドマイヤカリブ→NHKマイルC エムエスワールド→NHKマイルC キンシャサノキセキ→NHKマイルC ピサノバンキッシュ→端午S フレンドシップ→兵庫チャンピオンシップ マグマノーベル→青葉賞又はプリンシパルS メジロラルゴ→スイートピーS ユーワハリケーン→兵庫チャンピオンシップ
by Yuuichiro_K
| 2006-04-06 23:31
| パドック写真
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Comments(3)
Commented
at 2006-04-07 12:57
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
シーザリオ、女傑だなと大好きな馬だったので、引退は残念ですが。無事に繁殖入り出来たとも考えられるので、産駒が今からとても楽しみです。
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by
Yuuichiro_K at 2006-04-08 00:51
☆マリアさん
連日のご訪問ありがとうございます。リンクの件は、不都合なんてありません、了解しました^^ 僕の方からもリンクしたいところなんですが、容量の都合もあり、リンクできないことをお詫びします。 また、画像の転載については、以前、他のサイトから同様の申し入れがあったとき、「著作権を大事にしたいので」という理由で転載を断っています。 出所を明らかにするということで、著作権に対する配慮のあることは、理解しておりますが、転載の方は、ご遠慮して頂きたいと思います。僕の拙い写真を紹介したいという気持ち、本当にありがたいのですが、よろしくお願い致します。 ☆響さん はじめまして、このたびは当ブログにご訪問いただき、ありがとうございました。シーザリオは、おっしゃるとおり男馬相手でも十分やれそうな女傑の貫禄がありましたねえ、本当に引退が残念です。これからは、母のような強い仔をたくさん出して欲しいと思います。 また、響さんのブログも読ませていただきましたが、直接馬に関わるお仕事をされているようですね。大変だと思いますが、貴重な現場の話をこれからも伝えてもらえれば嬉しいです。 |
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