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愛しのサラブレッド写真館 

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2006年 02月 19日

さすがは王者!フェブラリーSは、カネヒキリが圧勝

今日は、東京競馬場でダートマイル王決定戦、フェブラリーS(GI)が行われました。
GIホース7頭が出走し、混戦も予想されましたが、結果は1強のレースとなりました。

レースは、交流GI連勝中の地方の雄アジュディミツオーがスタートで大きく出遅れる波乱のスタートとなりました。前年の覇者メイショウボーラーが昨年の再現とばかりに果敢にハナを奪って逃げますが、これにトウショウギアが絡み、ユートピアも積極的な競馬で続いて、1000M通過がなんと57.4秒という超ハイペースとなりました。シーキングザダイヤは4番手、以下ニホンピロサート、ヴァーミリアン、サカラート、ブルーコンコルド、タガノゲルニカが中団を形成し、カネヒキリはその後の中団後方からレースを進めました。直線に入るとハイペースで飛ばしたメイショウボーラーとトウショウギアの2頭は一杯になり、代わってシーキングザダイヤとユートピアが抜け出しますが、その外から満を持して追い出したカネヒキリが弾けるように伸びて、2着シーキングザダイヤに3馬身差をつけて圧勝しました。勝ちタイムは1’34’9で、昨年のレコードとわずか0.2秒しか変わらない好タイム。昨年は雨の影響でタイムの出やすい馬場でしたから、価値のある内容です。ドバイ遠征が本当に楽しみになりました。

2着に敗れたシーキングザダイヤはこれで7度目のGI2着。本当に気の毒ですが、今日は勝ち馬が強すぎました。ユートピアはもうピークは過ぎたと思っていたのですが、積極的に前でレースをして3着に健闘しました。左回りのダートマイルGI南部杯を連覇した走りを3度目の正直で再現しました。4着のブルーコンコルドは若干距離が長かったか。それでも2年前の5着よりも順位を上げて、まだまだ短い距離では活躍しそうです。5着のヴァーミリアンは、ダートGI初挑戦にしては良く走ったと思います。早い流れでも前が止まらない厳しいレースを経験したことで、今後に期待です。アジュディミツオーは出遅れて自分の競馬ができなかったのに、差す競馬で7着に来たのはさすがで、地方馬の意地を見ました。とはいえ、今日は勝ったカネヒキリの強さばかりが目立った一戦といえるでしょう。いやあ、恐れ入りました。

☆フェブラリーS結果
1着○ カネヒキリ       (武 豊)1’34’9
2着◎シーキングザダイヤ(ペリエ)   3
3着  ユートピア      (安藤勝) 頭
4着  ブルーコンコルド  ( 幸 ) 1 1/4
5着  ヴァーミリアン    (ルメール) 1 1/4

今日は、見事ダートGI4勝目を飾り、ダート王の貫禄を見せつけたカネヒキリ君を掲載します。

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パドックは、外を大きく周回していて絶好の気配。メンバー中1番良く見えました。

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武豊騎手は、これで19年連続のGI優勝となりました。今日も会心の騎乗といえるでしょう。

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レースは、昨年秋のジャパンCダートの時よりも、はるかに強い内容の圧勝でした。

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最優秀ダートホースに相応しい素晴らしい走りでした。ドバイ遠征も期待します。おめでとうございました!


カネヒキリ
父フジキセキ 母ライフアウトゼア(母の父Deputy Minister)
2002年2月26日生 牡4 栗毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
12戦8勝(2006年2月19日現在)
(重賞成績)2006年フェブラリーS(GI)、2005年ジャパンカップダート(GI)、ダービーグランプリ(GI)、ジャパンダートダービー(GI)、ユニコーンS(GⅢ)

by Yuuichiro_K | 2006-02-19 18:32 | 06年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2006-02-19 19:10
Yuuichiroさん仕事が速い!もうアップされてる(笑)
いやー、本当に強かったですね。ドバイが楽しみです。
Commented by Yuuichiro_K at 2006-02-21 01:30
kozouさん
返事は遅くなりましたが、早速のご訪問ありがとうございます。こんなに早くチェックしてくれるなんて、早く仕事した甲斐がありました^^
それにしてもカネヒキリもフラムドパシオンもとても強かったですねー。両馬ともドバイ遠征が本当に楽しみです^^

ただ、これから年度末に向けて、連日終電近くまで勤務(下手すると日曜出勤も;)が続く予定で、今日のように更新が遅くなる日が多くなりそうです。申し訳ないです。


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