人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2006年 01月 09日

シンザン記念は、ゴウゴウキリシマが逃げ切る

「シンザン記念(GⅢ)は、ゴウゴウキリシマが逃げ切る」
戦前は、イースター、ロジックの一騎打ちムードだったシンザン記念(GⅢ)でしたが、大波乱となりました。レースは、ハナをきった石橋守騎手騎乗のゴウゴウキリシマが、2番手につけていたロジックを振り切って直線抜け出し、グロリアスウィークの追撃をクビ差しのいで、見事重賞初制覇を達成しました。1番人気のイースターはパドックでは普通に周回していたのですが、返し馬で騎手の指示に反して引っ掛かり、かなりイラつくシーンが見られました。その心配がレースでも出てしまい、完全に道中折り合いを欠き、見せ場なく4着に敗れました。2番人気のロジックは、逃げたゴウゴウキリシマを捕まえるどころか逆に突き放されての3着、3番人気のディープエアーも中団侭で見せ場なしと人気馬は揃って不満の残る内容でした。

しかし、勝ちタイムはレースレコードとなる1’34’4。先週行われた古馬の京都金杯と0.4秒しか変わらない好タイムで、勝ったゴウゴウキリシマ及び直線で不利(直線入り口でロジックに外から進路をふさがれ、代わりに内を突こうとしたら今度は、ゴウゴウキリシマに進路をふさがれた)を受けながらクビ差2着に健闘したグロリアスウィークは、クラシックに向けて今後が楽しみになりました。なお、勝ったゴウゴウキリシマの父はキングヘイローで、嬉しい産駒の初重賞制覇となりました。
それにしても、ラジオたんぱ杯2歳Sのサクラメガワンダー(父グラスワンダー)に続く近年最強といわれた98年クラシック世代の産駒の勝利、今年のクラシックは、サンデーサイレンス産駒ではなく、彼らの世代が鍵を握るような気がしてきました。この予感が当たれば、個人的にはとても嬉しい傾向です。

☆シンザン記念結果
1着 ゴウゴウキリシマ (石 橋)  1’34’4(良)
2着 グロリアスウィーク(モンテリーゾ)  クビ
3着▲ロジック       (武 豊)  2 1/2           
4着◎イースター      (福 永)   1/2
5着○ディープエアー    (池 添)   アタマ

by Yuuichiro_K | 2006-01-09 16:13 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


<< 2005年JRA賞発表~年度代...      シンザン記念(GⅢ)予想 >>