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2018年 01月 21日

4歳馬ワンツーで世代交代をアピール!AJC杯はダンビュライトが重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われたAJC杯(GII・4歳上、芝2200m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ダンビュライトが、2番手追走から直線早めに抜け出し、4コーナー離された3番手から追い上げた1番人気ミッキースワローに2馬身差をつけて優勝しました。

☆AJC杯結果
1着○ダンビュライト  (M.デムーロ)2'13'3(良)
2着◎ミッキースワロー (横山典) 2
3着 マイネルミラノ  (柴田大) 1/2
4着 ディサイファ   (蛯 名) 3/4
5着 トーセンビクトリー(田 辺) 1 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 レジェンドセラー  B+
  2人引き、力強い歩様
2 トミケンスラーヴァ B
  普通
3 ミッキースワロー  B
  普通、時折小走り
4 シホウ       B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
5 ゴールドアクター  B
  2人引き、つる首、普通
6 ディサイファ    B
  普通
7 ダンビュライト   B+
  2人引き、落ち着いて伸びやかな歩様
8 ショウナンバッハ  B
  普通
9 マイネルミラノ   B
  普通
10 マイネルディーン  B
  普通
11 トーセンビクトリー B
  普通

昨年の牡馬クラシック路線で堅実な走りを続けてきたダンビュライトが、好位から危なげないレース運びで完勝、待望の重賞初制覇を飾りました。
パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も2人引きでも落ち着いて力強い歩様を見せ、好気配だったと思います。
レースはマイネルミラノが1000m通過61.3秒とスローペースで逃げながらも、後続を大きく引き離す展開となりましたが、ダンビュライトは3番手以下を大きく引き離して2番手を追走。4コーナーではマイネルミラノを射程圏に捕らえると、直線で早々と捕らえての快勝となりました。ライバルが休み明けで走らなかった感もありますが、レースセンスの高さで人気馬を完封したのはお見事でした。重賞初制覇、おめでとうございました!

2着は1番人気のミッキースワロー。パドックは時折小走りになる場面はありましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは後方追走から、早めに動いて4コーナーでは3番手まで押し上げたものの、早めに抜け出した勝ち馬の影を踏むことはできず2着に上がるのが精一杯でした。それでもメンバー中最速の上がり34.8秒の末脚を繰り出し、力は示したと思います。

なお、3番人気のゴールドアクターはよもやの11着に大敗。宝塚記念以来、久しぶりのレースの割にパドックは落ち着いていたものの、調教の動きが本来の動きではなかったように本調子とは程遠かったようです。ただ、年齢的にもピークを過ぎた感もあり、今後の巻き返しは厳しいかもしれません。

ダンビュライト(撮影日2017年5月28日・日本ダービー)
父ルーラーシップ 母タンザナイト(母の父サンデーサイレンス)
2014年3月3日生 牡4 黒鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・音無秀孝厩舎
11戦3勝(2018年1月21日現在)
(重賞勝利)2018年AJC杯(GII)
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by Yuuichiro_K | 2018-01-21 20:09 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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