人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2017年 10月 09日

武豊騎手同一重賞9勝の新記録、京都大賞典は古豪スマートレイアーが重賞4勝目を飾る

今日、京都競馬場で行われた京都大賞典(GII)は、武豊騎手騎乗の4番人気スマートレイアーが後方2番手から直線内を突いて鋭く伸び、好位2番手から早めに抜け出した6番人気トーセンバジルを1/2馬身交わして優勝しました。

☆京都大賞典結果
1着△スマートレイアー  (武 豊) 2'23'0(良)
2着△トーセンバジル   (岩 田) 1/2
3着◎シュヴァルグラン  (M.デムーロ)クビ
4着○ミッキーロケット  (和 田) 1 1/2
5着 レコンダイト    (北村友) 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 プロレタリアト   B
  普通
2 サウンズオブアース B+
  落ち着いて動き良し
3 シュヴァルグラン  B+
  落ち着いて力強い動き
4 スマートレイアー  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
5 ミッキーロケット  B+
  落ち着いて動き良し
6 ヒットザターゲット B
  普通
7 フェイムゲーム   B+
  2人引き、力強い動き
8 トーセンバジル   C
  落ち着きなし
9 アクションスター  B
  普通
10 ラストインパクト  B
  普通
11 バロンドゥフォール B
  普通
12 カレンミロティック B+
  落ち着いて力強い動き
13 ハッピーモーメント B+
  落ち着いて伸びやかな動き
14 レコンダイト    B
  普通
15 マキシマムドパリ  B
  普通

今年の京都大賞典は、GI馬こそ不在でしたがGI2着の実績馬が6頭も出走、なかなかの好メンバーが揃った一戦となりました。
勝ったのは、7歳の古豪スマートレイアー。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて伸びやかな歩様が目につき、好気配でした。レースは、後方2番手から内を突いてメンバー中最速の上がり33.4秒の末脚を繰り出して鮮やかに差し切りましたが、終始、経済コースを通ってレースを進めた武豊騎手の好騎乗が光りました。なお、武豊騎手はこれで同一重賞9勝の日本新記録を達成、また一つ歴史を塗り替えましたね。
それにしても、スマートレイアーの勝ち時計2'23'0はなかなか優秀ですし、7歳でも衰えを感じさせない能力にただただ脱帽です。この内容ならエリザベス女王杯で悲願のGI初制覇も夢ではないでしょう、次走は人気を集めると思いますが、頑張ってほしいと思います。

2着は6番人気のトーセンバジルが健闘。パドックは落ち着きがなくあまり良く見えなかったのですが、気合いを表に出すタイプのようで、パドックの判断は誤りだったようです。レースは先行策から早めに抜け出す理想的な競馬ができましたが、勝ち馬の強烈な末脚に惜しくも屈しました。

3着は1番人気のシュヴァルグラン。レースは後方から早めに動いて外から追い上げたものの、3番手に上がるのが精一杯でした。ただ、ロスのない競馬ができた1・2着馬に比べると、通ったコースの差が出た感じで、力負けしたわけではないと感じました。

スマートレイアー(撮影日2017年5月14日・ヴィクトリアマイル)
父ディープインパクト 母スノースタイル(母の父ホワイトマズル)
2010年5月15日生 牝7 芦毛 新ひだか・岡田スタッド生産 栗東・大久保龍志厩舎
27戦9勝(2017年10月9日現在)
(重賞勝利)2017年京都大賞典(GII)、2016・2014年阪神牝馬S(GII)、2016年東京新聞杯(GIII)
武豊騎手同一重賞9勝の新記録、京都大賞典は古豪スマートレイアーが重賞4勝目を飾る_b0015386_22415838.jpg



by Yuuichiro_K | 2017-10-09 22:50 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


<< 第3回サウジアラビアロイヤルC...      第52回京都大賞典(GII)予想 >>