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2016年 12月 29日

東京大賞典は、アポロケンタッキーが大金星でGI初制覇

今日、大井競馬場ではダート路線の1年を締めくくる大一番・東京大賞典(GI、3歳上・ダート2000m)が行われました。
レースは、内田博幸騎手騎乗の5番人気アポロケンタッキーが、3番手追走から直線力強く伸び、2番手追走から粘った1番人気アウォーディーに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

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最後の直線、アポロケンタッキーがチャンピオンズC1・2着馬を突き放す!

☆東京大賞典結果
1着△アポロケンタッキー(内 田)2'05'8(重)
2着○アウォーディー  (武 豊)1 1/2
3着◎サウンドトゥルー (大 野)クビ
4着△ノンコノユメ   (C.ルメール)4
5着▲コパノリッキー  (戸 崎)3

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 メジャープレゼンス B
  2人引き、普通
2 コパノリッキー   B
  普通
3 スパイア      B
  普通
4 モズライジン    B
  普通、つる首
5 ノンコノユメ    B
  普通
6 ハッピースプリント B
  普通
7 サンドプラチナ   B
  普通
8 アウォーディー   B+
  チャンピオンズCの時より落ち着いて、パドックの外めを大きく周回
9 カゼノコ      B
  普通
10 ヴァーゲンザイル  B
  普通
11 アポロケンタッキー B
  普通
12 コスモカウピリ   B
  普通
13 ストゥディウム   B
  普通
14 サウンドトゥルー  B+
  前走同様、落ち着いて力強い歩様

今年の東京大賞典は、今年5戦4勝2着1回重賞4勝のアウォーディーが単勝1.6倍で1番人気。前走チャンピオンズC(GI)優勝、昨年の覇者サウンドトゥルーが単勝4.0倍で2番人気。今年JpnI3勝のコパノリッキーが単勝5.4倍で3番人気。昨年の3歳ダート王者ノンコノユメが単勝8.8倍で4番人気。ここまでが単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬を抑えて見事優勝したのは5番人気の伏兵アポロケンタッキーでした。

アポロケンタッキーのパドックは、首をちょっとかたむけていましたが、普通に落ち着いて周回していました。レースは、コパノリッキーが後続を引きつける逃げをうち、1000m通過はなんと64.1秒の超スローペース。そんな緩いペースの中、アポロケンタッキーは、2番手からレースを進めた人気のアウォーディーをぴったりマークしてレースを進めると、直線半ばでアウォーディーを外から捕らえ、後続の追い上げも楽々封じての完勝となりました。前走、チャンピオンズCは中団から追い上げるも5着に敗れていましたが、今日は有力馬とほぼ同じ位置取りから競馬をして、見事に競り勝ちました。まだ4歳の伸び盛りですし、来年のダート路線を牽引する存在になりそうです。

2着は圧倒的1番人気に推されたアウォーディー。パドックは煩かった前走時と比べて落ち着きがあり、気配は大変良かったです。レースは2番手追走から直線抜け出し、しぶとく脚を伸ばしたものの、勝ち馬に外からあっさり交わされてしまい、サウンドトゥルーの追撃をクビ差凌ぐのが精一杯。今日の結果を見ると、勝ち馬には完敗でしたし、少々過剰人気だったのかもしれません。

アウォーディー
父Jungle Poket 母Heavenly Romance(母の父Sunday Silence)
2010年5月10日生 牡6 鹿毛 栗東・松永幹夫厩舎
34戦10勝(2016年12月29日現在)
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3着は、昨年の覇者サウンドトゥルー。パドックは前走同様、落ち着いて力強い歩様が目に付き、好調子に見えました。レースは超スローペースということもあり、追い込み策だった前走と違い好位5番手からの競馬となりましたが、最後の直線は思ったほど弾けず前2頭には届きませんでした。前走のように早い流れにならないと持ち味の切れ味が生かせないようです。

サウンドトゥルー
父フレンチデピュティ 母キョウエイトルース(母の父フジキセキ)
2010年5月15日生 騸6 美浦・高木登厩舎
39戦9勝(2016年12月29日現在)
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なお、3番人気のコパノリッキーは5着。パドックの気配は特に目立つ感じはなく、超スローペースで逃げながら粘れなかったところをみると、もうピークを過ぎたのかもしれません。人気を裏切ったのは残念でした。
また、上位7頭は全てJRA勢が占め、今年も地方馬は全くいいところなく終わったのも残念でした。

それでは最後に見事優勝したアポロケンタッキー君を掲載します。

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パドックの動きは普通。ただ565キロの巨漢ということで、大きな体を誇示して迫力はありました。

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鞍上の内田博幸騎手は、東京大賞典は2009年サクセスブロッケン以来となる7年振り4度目の制覇となりました。なお、レース後のインタビューでは「周りは強い馬ばかり。ただ、この馬はこれまで見ているイメージで持久力がある馬だと思っていたので、きょうは負けてもいいつもりで、早めに仕掛けた。4コーナーでも早めに動いていったが、うまく、この馬の持久力を引き出せた。返し馬で深く大きなキャンターをしていたので、大井のダートが合うなと思っていた。大井でスタートした自分なので、ここで結果が出せてうれしい。もう46歳になりますが、体は20代のつもりでいますし、まだまだ頑張りたいと思います。」とコメントしていました。

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アポロケンタッキーを管理する山内研二厩舎は東京大賞典初制覇。2002年宝塚記念のダンツフレーム以来、14年振りのGI制覇となりました。(交流GIを含めると2004年ダービーグランプリのパーソナルラッシュ以来12年振り)

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大型馬だけにパワーのいる地方の馬場は合うのかもしれませんね。今後の活躍が本当に楽しみです。待望の初GI制覇、本当におめでとうございました!

アポロケンタッキー
父Langfhr 母Diciana Delight(母の父Gone West)
2012年2月2日生 牡4 鹿毛 アメリカ・Doug Branham生産 栗東・山内研二厩舎
19戦8勝(2016年12月29日現在)
(重賞勝利)2016年東京大賞典(GI)、みやこS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-12-29 23:59 | 16年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
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