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2016年 07月 05日

90年代を代表する名馬マーベラスサンデー、ファレノプシスが死亡

今日は、6月30日に老衰のため亡くなったマーベラスサンデー君と、7月1日にくも膜下出血のため急死したファレノプシスちゃんの2頭をとりあげます。共に90年代を代表する名馬でした。

マーベラスサンデーは、1995年2月に生涯パートナーを組むことになる武豊騎手を背にデビュー戦を飾るも、3歳時は骨折のためクラシック路線には乗れませんでした。約1年の休養を余儀なくされたものの、復帰後はエプソムC(GIII)、札幌記念(GIII)、朝日チャレンジC(GIII)、京都大賞典(GII)と重賞4連勝を飾り、一気にトップホースの仲間入りを果たしました。その後は宿命のライバル・サクラローレルに先着を許すレースが続き、天皇賞・秋(GI)4着、有馬記念(GI)2着、天皇賞・春(GI)3着となかなかGIで勝ちきれませんでしたが、1996年宝塚記念(GI)で前年の天皇賞・秋(GI)の覇者バブルガムフェローを降し、悲願のGI初制覇を飾りました。しかし、直後に再び骨折。それでも暮れの有馬記念(GI)は宝塚記念以来の不利をものともせずシルクジャスティスの2着に好走し、さすがの底力を見せてくれました。
引退後は、GIIを3勝したシルクフェイマスとネヴァブション、中山大障害馬キングジョイ、マーベラスカイザーを輩出し、種牡馬としても活躍しました。サンデーサイレンス初年度産駒の傑作といってよい名馬でしたね。心からご冥福をお祈りします。

マーベラスサンデー(撮影日1996年12月22日・有馬記念)
父サンデーサイレンス 母モミジダンサー(母の父ヴァイスリーガル)
1992年5月31日生 牡24 栃栗毛 新冠 早田牧場新冠支場生産 栗東・大沢真厩舎
(通算成績)15戦10勝
(重賞勝利)1996年宝塚記念(GI)、大阪杯(GII)、1995年京都大賞典(GII)、朝日チャレンジC(GIII)、札幌記念(GIII)、エプソムC(GIII)
(主な産駒)シルクフェイマス(日経新春杯ほか)、ネヴァブション(日経賞ほか)、キングジョイ(中山大障害ほか)、マーベラスカイザー(中山大障害)
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ファレノプシスは、従兄にGI3勝のビワハヤヒデ、三冠馬ナリタブライアンがいる良血馬。1997年11月にデビュー勝ち。続く条件戦・エルフィンS(OP)を制し、3連勝でクラシックの有力候補となりました。初重賞挑戦のチューリップ賞(GIII)は4着に敗れましたが、武豊騎手に乗り代わった桜花賞(GI)は鮮やかに差し切って初重賞制覇を見事GI勝利で飾りました。続くオークスはエリモエクセルの3着に敗れるも、秋はローズS(GII)、秋華賞(GI)を連勝し、最優秀4歳牝馬に輝きました。その後は勝ちきれないレースが続きましたが、引退レースだった2000年エリザベス女王杯(GI)を制して、見事有終の美を飾りました。繁殖入り後は残念ながら自身を越えるような産駒は出せなかったものの、残された後継の繁殖牝馬から再び活躍馬が出ることを祈りたいと思います。心からご冥福をお祈りします。

ファレノプシス(撮影日1998年5月31日・オークス)
父ブライアンズタイム 母キャットクイル(母の父Storm Cat)
1995年4月4日生 牝21 鹿毛 新冠 マエコウファーム生産 栗東・濱田光正厩舎
(通算成績)16戦7勝
(重賞勝利)2000年エリザベス女王杯(GI)、1997年桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、ローズS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2016-07-05 22:34 | 天国に旅立った名馬 | Trackback | Comments(0)
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