人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2015年 01月 25日

AJC杯は、圧倒的人気のゴールドシップ大敗、クリールカイザーが初重賞制覇

今日、中山競馬場で行われたAJC(GII、4歳上・芝2200m)は、田辺裕信騎手騎乗の4番人気クリールカイザーが2番手追走から4コーナー早め先頭で直線抜け出すと、そのままゴールまで後続の追撃を寄せ付けず、2番手追走で粘った7番人気ミトラに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆AJC杯結果
1着△クリールカイザー (田 辺) 2'13'6(良)
2着 ミトラ       (柴 山) 1 1/4
3着○エアソミュール  (C.デムーロ)1/2
4着 マイネルフロスト (松 岡) クビ
5着 ディサイファ   (四 位) クビ

※パドックはフジテレビが全頭パドック中継しなかったのでチェックできませんでした。

今年のAJC杯(GII)は、なんといっても前走有馬記念(GI)1番人気僅差3着のゴールドシップの出走が注目を集めた一戦でした。当然のことながらゴールドシップは単勝1.3倍の圧倒的人気を集めましたが、よもやの7着惨敗。勝ったのは昨年オープン入りしてから常に4着以内と堅実なレースを続けていたクリールカイザーでした。

レースは、スローペースで上手くレースを進め、早め先頭の積極策で後続を完封。お手馬のGI馬コパノリッキーの乗り替わりのショックを吹き飛ばすような、鞍上の田辺騎手の好騎乗でした。騎手としては2連覇、馬は待望の初重賞制覇、共におめでとうございました!

2着は7番人気の伏兵ミトラが健闘。前残りの展開に恵まれた面もありましたが、前走福島記念(GIII)優勝に続く重賞好走はお見事でした。

3着は2番人気のエアソミュール。折り合いに苦労する場面もありましたが、人気馬では唯一崩れずに馬券圏内に突っ込んできたのは流石でした。

なお、1番人気を裏切ったゴールドシップはパドックは落着き十分で決して悪いデキではなかったと思いますが、不得手な超スローペースの上がり勝負で馬が嫌気を出した感じ。見せ場なく終わったのは本当に案外な走りでした。

3番人気のフェイムゲームもパドックは良く見えたのですが、レースはスタートで行き脚がつかず2コーナーまで最後方で全く流れに乗れず、12着惨敗。共に期待を裏切ったのは残念でした。

クリールカイザー(撮影日2014年11月9日・アルゼンチン共和国杯)
父キングヘイロー 母スマイルコンテスト(母の父サッカーボーイ)
2009年5月8日生 牡6 栗毛 新ひだか町・千代田牧場生産 美浦・相沢郁厩舎
29戦6勝(2015年1月25日現在)
AJC杯は、圧倒的人気のゴールドシップ大敗、クリールカイザーが初重賞制覇_b0015386_20462746.jpg


by Yuuichiro_K | 2015-01-25 20:46 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


<< 第56回AJC杯予想結果分析      第56回AJC杯(GII)予想 >>