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2013年 10月 13日

秋華賞は、オークス馬メイショウマンボが貫録勝ちで二冠達成!

今日、京都競馬場で行われた3歳牝馬三冠レースの最終戦・秋華賞(GI、3歳牝・芝2000m)は、武幸四郎騎手騎乗の3番人気メイショウマンボが中団追走から直線外鋭く伸び、後方から外追い込んだ2番人気スマートレイアーに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆秋華賞結果
1着○メイショウマンボ (武 幸)1'58'6(良)
2着 スマートレイアー (武 豊)1 1/4
3着 リラコサージュ  (池 添)アタマ
4着▲デニムアンドルビー(内 田)ハナ
5着 リボントリコロール(横山典)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スマートレイアー B
  普通
2 シャトーブランシュ B+
  落ち着き十分
3 ティアーモ B+
  キビキビした動き
4 コレクターアイテム B
  普通
5 セキショウ B
  普通
6 ウリウリ B
  普通
7 トーセンソレイユ B
  つる首、普通
8 マコトブリジャール B
  普通
9 ノボリディアーナ B
  キビキビ周回、普通
10 サクラプレジール B
  普通
11 リボントリコロール C
  メンバー中一番落着きなし
12 エバーブロッサム B+
  オークス時に比べるとやや落ちる気配が
13 リラコサージュ
  普通
14 デニムアンドルビー B+
  馬体の良さ目立つ
15 ビーナストリック B
  普通
16 メイショウマンボ B
  オークス、ローズSより落着いて周回
17 ローブティサージュ B+
  見栄えのする好馬体
18 セレブリティモデル B+
  この馬なりに元気一杯

今年の秋華賞は、桜花賞(GI)上位4頭の出走がなく、オークス(GI)上位組と夏の上がり馬の対決が注目されましたが、オークス馬メイショウマンボが貫録勝ちを収めました。

メイショウマンボのパドックは、落着きがなかったオークス、ローズS時と比べるとかなり落ち着いて周回しており、好印象でした。
レースは、ビーナストリックが1000m通過58.9秒とやや早いペースで逃げたことで、差し馬向きの展開となりましたが、メイショウマンボと武幸四郎騎手は中団で上手く折り合いをつけ、直線はオークス同様、力強い末脚で一気に突き抜けたのはお見事でした。
武幸四郎騎手は、レース後のインタビューで「正直自信がありました。」と述べてましたが、馬を信じてレースに挑み、その力を完璧に引き出したと思います。二冠達成、本当におめでとうございました!

2着は1000万条件を勝ったばかりながら2番人気に推されたスマートレイアーが人気どおりの好走。パドックは落ち着いて普通に周回していましたが、スタート直前は慣れない大声援にイレ込む場面があり、スタート直後、行き脚がつかず最後方からのレースとなってしまいました。
しかし、武豊騎手は、慌てず騒がずじっくり後方で脚をためて、直線の末脚を引き出したのは流石でした。前走コースレコードに0.3秒差まで迫ったスピードは伊達ではありませんでしたね。

3着は、15番人気のリラコサージュが大健闘。パドックは特に目立つところはありませんでしたが、前走ローズS最下位の大敗から良く巻き返しました。レースは、勝ち馬とほぼ同じ位置で競馬を進め、併せ馬の形で直線も良く伸びてきました。スイートピーS勝ち、フラワーC(GIII)3着の実績は侮ってはいけなかったですね。

なお、1番人気のデニムアンドルビーは、パドックは今日も好気配でしたが、レースは今回もスタートで行き脚がつかず後方からの競馬。直線はいつもより早めに動きましたが、直線の伸び一息で4着に敗れました。あの脚質では勝ちきるのはちょっと厳しいですねえ。

メイショウマンボ
父スズカマンボ 母メイショウモモカ(母の父グラスワンダー)
2010年2月25日生 牝3 鹿毛 浦河・高昭牧場生産 栗東・飯田明弘厩舎
9戦5勝(2013年10月13日現在)
(重賞勝利)2013年オークス(GI)、秋華賞(GI)、フィリーズレビュー(GII)

by Yuuichiro_K | 2013-10-13 22:06 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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