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2012年 11月 18日

武豊2年ぶり笑顔のGI勝利!マイルCSはサダムパテックが制す

今日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(GI、3歳上・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の4番人気サダムパテックが先行集団直後の内からレースを進めると直線内から馬群を割って力強く伸び、外から追い込んだ1番人気グランプリボスの追撃をクビ差抑えて優勝しました。

☆マイルCS結果
1着 サダムパテック  (武 豊)1'32'9(稍)
2着◎グランプリボス  (内田博)クビ
3着△ドナウブルー   (スミヨン )1/2
4着 シルポート    (川 田)1 1/4
5着 リアルインパクト (ムーア)クビ

今年のマイルCSは、5頭のGIホースが出走。なかなかの好メンバーが揃いましたが、勝ったのは、昨年のクラシックで三冠馬オルフェーヴルの陰に隠れてしまった4歳の実力馬サダムパテックでした。

パドックは、落ち着いて周回していていました。レースは、好位内を追走して脚をため、直線メンバー中2番目の上がり34.1秒の末脚を繰り出しました。武豊騎手が終始インに進路をとってロスのない競馬をしたのが光りましたね。武豊騎手は、2年前のジャパンC(GI)以来となるGI勝利ということで、レース後は本当に嬉しそうでした。久々のGI勝利がこれまで勝てなかったマイルCS(GI)というのも本当に嬉しかったでしょうね^^

また、サダムパテックは、一昨年の朝日杯FS(JpnI)で1番人気(結果4着)、昨年の皐月賞で1番人気(結果2着)、今春の京王杯SC(GII)優勝、安田記念(GI)1番人気(結果9着)に推された実力馬でしたが、ついに待望のGI勝利となりました。本当におめでとうございました!

なお、1番人気グランプリボスは、直線不利がありながら外から猛然と追い込んで2着。一番強い競馬をしたと思いますが、運がありませんでした。パドックは雄大な馬体に迫力を感じましたし、素晴らしいデキに見えました。この無念はぜひとも次走香港マイルで晴らしてもらいたいと思います。

サダムパテック(撮影日2012年6月3日・安田記念)
父フジキセキ 母サマーナイトシティ(母の父エリシオ)
2008年3月30日生 牡4 鹿毛 (有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・西園正都厩舎
16戦5勝(2012年11月18日現在)
(重賞勝利)2012年マイルCS(GI)、京王杯SC(GII)、2011年弥生賞(GII)、2010年東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)
武豊2年ぶり笑顔のGI勝利!マイルCSはサダムパテックが制す_b0015386_2213753.jpg


by Yuuichiro_K | 2012-11-18 22:13 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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