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2012年 04月 08日

桜花賞は、ディープインパクト産駒のワンツー!ジェンティルドンナが激戦を制す

今日、阪神競馬場で行われたクラシック牝馬第1弾・桜花賞(GI、3歳牝・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェンティルドンナが、中団追走から直線鋭く伸び、早めに抜け出したヴィルシーナに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆桜花賞結果
1着△ジェンティルドンナ(岩 田)1'34'6(良)
2着◎ヴィルシーナ   (内田博)1/2
3着△アイムユアーズ  (ピンナ)1/2
4着△サウンドオブハート(松 岡)1 3/4
5着 メイショウスザンナ(武 豊)クビ

前走、トライアルのチューリップ賞(GIII)は、熱発明けの影響もあって4着と一息の結果だったジェンティルドンナが一叩きして一変、1月のシンザン記念で牡馬相手に完勝した本来の強さを取り戻し、見事クラシック制覇を飾りました。パドックは、イレ込んでいた前走とは違い、落ち着いて周回していました。レースは、中団やや後ろを追走、最後の直線は外からメンバー中最速の上がり34.3秒の末脚を繰り出してヴィルシーナ、アイムユアーズとの激しい叩き合いを制しました。なお、ディープインパクト産駒は、このレース昨年のマルセリーナに続く2連覇となりました。

2着は個人的に注目していた4番人気のヴィルシーナ。先行策から直線早めに抜け出す正攻法の競馬で、堂々の2着でした。パドックは前走クイーンC出走時同様、落ち着いて良い雰囲気でした。彼女は既に2000m勝ちの実績もあり、距離が伸びるオークス(GI)も目が離せない存在になりそうです。

3着は2番人気アイムユアーズ。パドックは落ち着いて周回していました。ヴィルシーナの少し後ろからレースを進め、直線で1度は先頭に立ったものの、最後わずかに及びませんでした。しかし、関東のエースとして堂々の走りを見せてくれました。

なお、1番人気の2歳女王ジョワドヴィーヴルは、後方4番手から大外からの追い込みに賭けたものの不発に終わり6着に敗れました。パドックは落ち着きがあり、小さな体を大きく見せ、良い雰囲気に見えただけにこの結果は案外でした。体が今日も4キロ減っており、思ったほど成長がなかった印象で、今後が心配になる走りでした。


ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
5戦3勝(2012年4月8日現在)
(重賞勝利)2012年桜花賞(GI)、シンザン記念(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-04-08 19:27 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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