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2011年 11月 13日

武蔵野Sは、オープン大将からついに卒業、ナムラタイタンが嬉しい重賞初制覇

今日、東京競馬場ではジャパンCダートの前哨戦・武蔵野S(GIII)が行われました。レースは、熊沢重文騎手騎乗の4番人気ナムラタイタンが中団追走から直線先に抜け出した1番人気ダノンカモンをゴール手前で交わし1/2馬身差をつけて優勝しました。

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☆武蔵野S結果
1着 ナムラタイタン  (熊 沢)1'35'2(稍)
2着 ダノンカモン   (三浦皇)1/2
3着 アドマイヤロイヤル(安藤勝)クビ
4着 ダイショウジェット(柴 山)3/4
5着 ヒラボクワイルド (松 岡)1 3/4

これまでオープン特別は3勝していたものの、重賞は過去3戦未勝利だったナムラタイタンが、待望の初重賞制覇を飾りました。彼はパドックでいつも落ち着きがあり、力強い歩様が大変目に付く馬で、常に注目していたこともあり、個人的にこの勝利は本当に嬉しかったです。レースは、中団追走から直線はダノンカモンを目標に力強く伸びて見事に差し切りました。なお、一頃はダート1400mを得意としていましたが、今はマイル戦がぴったりという感じがします。

2着は、圧倒的1番人気に推されたダノンカモンが昨年に続き、またしても2着。前走南部杯(JpnI)でダート王トランセンドに食い下がった実力から、このメンバーなら確勝と思われましたが、重賞だとどうしても勝ちきれませんね。パドックはいつもどおりテンション高めでしたが、前走の状態はキープしていたと思います。

ダノンカモン
父シンボリクリスエス 母シンコウエンジェル(母の父Ogygian)
2006年2月8日生 牡5 栗東・池江泰寿厩舎
26戦7勝(2011年11月13日現在)
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3着は、条件戦を2連勝してきた上がり馬・3番人気のアドマイヤロイヤルが健闘しました。パドックはちょっとうるさいところがありましたが、勝ち馬とほぼ同じ位置取りからしっかり伸びてきました。名牝・ラインクラフトの妹と血統も筋が通っていますし、初のダート重賞でこれだけ走れれば、今後も活躍が期待できそうです。

アドマイヤロイヤル
父キングカメハメハ 母マストビーラヴド(母の父サンデーサイレンス)
2007年2月10日生 牡4 栗東・橋田満厩舎
16戦5勝(2011年11月13日現在)
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それでは、最後に見事優勝したナムラタイタン君を掲載します。

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パドックは、チャカつく馬が多い中、いつもどおり堂々と落ち着き十分、力強い歩様で素晴らしいデキでした。

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鞍上の熊沢騎手は、レース後のインタビューで「スタートも上手に出て、道中折り合いもついて、4コーナーまで遊ばせないように気合をつけながら行きました。直線は目一杯追いましたが、ああいう形になると強い馬。距離延びていいし、今日の強いメンバーで勝てたのは大きい。」と語っていました。

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オープン大将卒業はダノンカモンと思っていたら、ナムラタイタンの方でしたね^^; なお、ダートスプリント戦で大変強いサウスヴィグラス産駒ですが、意外にもJRA重賞は初制覇となりました。また、大橋厩舎も開業10年目で嬉しい重賞初制覇。皆、本当におめでとうございました!

ナムラタイタン
父サウスヴィグラス 母ネクストタイム(母の父Afleet)
2006年5月20日生 牡5 栗毛 新ひだか・野坂牧場生産 栗東・大橋勇樹
17戦8勝(2011年11月14日現在)
(重賞勝利)2011年武蔵野S(GIII)

by Yuuichiro_K | 2011-11-13 23:59 | 11年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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