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2011年 10月 13日

日本の誇り、2010年凱旋門賞2着馬ナカヤマフェスタ引退、種牡馬入り

☆今日のニュース
「2010年凱旋門賞(仏GI)2着のナカヤマフェスタ(牡5)が引退、種牡馬入り」
今日、昨年の宝塚記念(GI)を制し、凱旋門賞(仏GI)で2着に好走したナカヤマフェスタが引退することが発表されました。今後は、日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬となる予定です。

ナカヤマフェスタは、2008年11月に東京競馬場でデビュー勝ち。続く11月22日の東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)で初重賞制覇を飾ると、明け3歳初戦の京成杯(GIII)も2着と好走。しかし、期待された3歳クラシック路線は皐月賞(GI)8着、日本ダービー(GI)4着、菊花賞(GI)12着と敗れました。

ナカヤマフェスタが本格化したのは2010年。復帰初戦のメトロポリタンS(OP)を快勝すると続く宝塚記念(GI)では8番人気の低評価を覆し、直線抜け出したブエナビスタとアーネストリーを一気に差し切り、見事GI初制覇を飾りました。この勝利で陣営は凱旋門賞挑戦を決意し、遠征初戦のフォア賞(仏GII)を2着、続く欧州最強馬決定戦・凱旋門賞(仏GI)ではワークフォースのアタマ差2着に大健闘しました。その後は、帰国初戦のジャパンC(GI)14着、2年連続の挑戦となったフォア賞4着、凱旋門賞11着と勝利を挙げることはできませんでしたが、日本調教馬として1999年エルコンドルパサー以来史上2頭目の凱旋門賞連対を果たした偉業は大いに称えたいと思います。今後は、種牡馬として自身の果たせなかった夢を仔に託してもらいたいですね。感動をありがとう、ナカヤマフェスタ!現役生活、お疲れさまでした!なお、優勝した2010年宝塚記念(GI)優勝時の勇姿は、2010年6月27日の記事をご覧ください。

ナカヤマフェスタ(撮影日2010年11月28日・ジャパンC)
父ステイゴールド 母ディアウィンク(母の父タイトスポット)
2006年4月5日生 牡5 鹿毛 むかわ・新井牧場生産 美浦・二ノ宮敬宇厩舎
15戦5勝(2011年10月13日現在)
(重賞勝利)2011年宝塚記念(GI)、2009年セントライト記念(GII)、2008年東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)
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☆次走情報
エスポワールシチー→JBCクラシック又は武蔵野S
ジャガーメイル→天皇賞・秋
ジョーカプチーノ→スワンS
ビッグウィーク→天皇賞・秋
マイネルキッツ→ステイヤーズS
リアルインパクト→マイルCS
エイシンアポロン→富士S
シンゲン→天皇賞・秋又はマイルCS
ダークシャドウ→天皇賞・秋
フォゲッタブル→アルゼンチン共和国杯
ワンカラット→スワンS
ダノンバラード→アンドロメダS
カリバーン→天皇賞・秋又はアルゼンチン共和国杯
ダノンカモン→武蔵野S
カイルアロマンス→ファンタジーS
サトノギャラント→百日草特別
サトノグロリアス→東京スポーツ杯2歳S
ショウナンラムジ→萩S
スターバリオン→北海道2歳優駿
タガノルミナーレ→ファンタジーS
ハナズゴール→赤松賞
プールマシェール→エリカ賞

by Yuuichiro_K | 2011-10-13 23:24 | パドック写真 | Trackback | Comments(0)


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