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2011年 01月 30日

フェブラリーSが楽しみになる強さ!根岸Sは、セイクリムズンが重賞2連勝を飾る

今日、東京競馬場ではフェブラリーS(GI)の前哨戦・根岸S(GIII、4歳上・ダート1400m)が行われました。レースは、幸英明騎手騎乗の2番人気のセイクリムズンが、中団追走から直線外鋭く伸び、内から抜け出した3番人気ダノンカモンとの競り合いを制し、1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

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☆根岸S結果
1着◎セイクリムズン  ( 幸 )1'23'0(良)
2着○ダノンカモン   (三浦皇)1 1/4
3着 ダイショウジェット(柴 山)3
4着 エーシンクールディ(クラストゥス)1 3/4
5着△ティアップワイルド(石橋脩)1 3/4

前走、カペラS(GIII)で初重賞制覇を飾ったセイクリムズンが、文句なしの強さで完勝、見事重賞2連勝を飾りました。今日は、ケイアイガーベラが1000m通過59.3秒で逃げ、ペースの割に縦長の展開となりましたが、慌てず騒がず中団の内でじっくり脚をためると、直線外からメンバー中最速の上がり35.0秒の末脚を繰り出して最後突き抜けました。この内容なら大一番フェブラリーSでも有力候補となりそうです。

2着は、ここ5戦連続連対中のダノンカモンが今日も堅実な走りをみせました。今日のパドックは、体重10キロ減でも、まずまず落ち着きもあり、昨年11月・武蔵野S(GIII)で2着好走した時と遜色ないデキだったと思います。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置から伸びて、激しく競り合いましたが、最後はねじふせられました。それでも3着には3馬身差をつけており、今日のメンバーでは力上位であることを示しました。

ダノンカモン
父シンボリクリスエス 母シンコウエンジェル(母の父Ogygian)
2006年2月8日生 牡5 栗東・池江泰寿厩舎
21戦6勝(2011年1月30日現在)
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3着は、中団やや後ろからレースを進めた10番人気ダイショウジェットが追い込んできました。近走不振で人気はありませんでしたが、今日は久々に持ち味の末脚を発揮しましたね。8歳という年齢を考えるとよく健闘したと思います。

ダイショウジェット
父クリプティックラスカル 母デューティエコー(母の父マグニチュード)
2003年4月22日生 牡8 栗東・大根田裕之厩舎
45戦8勝(2011年1月30日現在)
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なお、1番人気のケイアイガーベラは、逃げたものの直線一杯になって8着。パドックは昨年の武蔵野Sで見た時よりも良く見え、デキは悪くなかったと思うので、左回りが合わないのかもしれません。7ヶ月振りの出走だったGI馬サクセスブロッケンは、落ち着いて周回していましたが、ちょっと太く見えましたし、歩様に好調時の力強さはなく13着に敗れました。やはり本調子にはなかったようです。

それでは、最後に見事優勝したセイクリムズン君を掲載します。


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パドックは落ち着き十分、力強い歩様を見せていました。いいデキでした。

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レースは、ダノンカモンとの激しい競り合いとなりましたが、最後はきっちり競り落としました。

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幸騎手、服部利之厩舎のコンビのダートの強豪馬といえば地方交流JpnI7勝のブルーコンコルドを思い出しますが、ブルーコンコルドが果たせなかった中央ダートGI制覇の可能性を感じさせる強い競馬でした。次走フェブラリーSも期待したいですね、重賞2連勝おめでとうございました!


セイクリムズン
父エイシンサンディ 母スダリーフ(母の父サウスアトランティック)
2006年3月13日生 牡5 黒鹿毛 様似・清水スタッド生産 栗東・服部利之厩舎
23戦8勝(2011年1月30日現在)
(重賞勝利)2011年根岸S(GIII)、2010年カペラS(GIII)

by Yuuichiro_K | 2011-01-30 22:09 | 11年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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