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愛しのサラブレッド写真館 

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2010年 11月 24日

1986年天皇賞馬、父内国産馬の星・サクラユタカオー(牡28)が老衰のため死亡

「1986年天皇賞馬、父内国産馬の星・サクラユタカオーが老衰のため死亡」
大変残念なニュースです。1986年の天皇賞・秋(GI)をレコードで制し、種牡馬としても多数の活躍馬を輩出した名馬サクラユタカオーが23日、老衰のため、繋養先の日高・ライディングヒルズ静内で亡くなりました。

サクラユタカオーのエピソードは、当ブログでは2005年8月18日の記事で写真と併せて紹介したところですが、とにかく名前のとおり豊かなスピードの持ち主で、そのスピードを良く後世に伝えた名馬でした。日本独自のスピード血統・テスコボーイ系を根付かせたのは本当に素晴らしい功績だと思います。正に父内国産馬の星でした、心からご冥福をお祈りします。最後に今日は、2004年牧場見学で会ったときの勇姿をいつもより大き目のサイズで掲載します。

サクラユタカオー(撮影日2004年8月21日・ライディングヒルズ静内)
父テスコボーイ 母アンジェリカ(母の父ネヴァービート)
1982年4月29日生 牡28 栗毛 静内・藤原牧場生産 美浦・境勝太郎厩舎
(通算成績)12戦6勝
(重賞勝利)1986年天皇賞・秋(GI)、毎日王冠(GII)、大阪杯(GII)、1985年共同通信杯(GIII)
(主な産駒)サクラバクシンオー(スプリンターズS)、エアジハード(安田記念、マイルCS)、ウメノファイバー(オークス)、サクラキャンドル(エリザベス女王杯)
1986年天皇賞馬、父内国産馬の星・サクラユタカオー(牡28)が老衰のため死亡_b0015386_22514537.jpg

このあと2ショット写真を撮らせてもらったのですが、とても大人しくて可愛かったです。もう会えないのは本当に寂しいけど、孫(ひ孫)達の活躍を天国から見守ってもらいたいと思います。


by Yuuichiro_K | 2010-11-24 22:49 | 天国に旅立った名馬 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2010-11-24 23:52
ついにサクラユタカオーも…。
後継種牡馬が何頭もいますし、バクシンオーだけじゃなく、エアジハードからもG1馬が出ましたから、このままこの血筋が残っていって欲しいですね。トゥナンテから大物が出たら面白いんだけどなぁ(笑)
とにかく、本当にお疲れ様という感じですね。日本競馬史上に残る名馬だったと思います。
Commented by Yuuichiro_K at 2010-11-25 20:30
☆Kozouさん
おっしゃるとおり、サクラユタカオーの血は日本独自のスピード血統としていつまでも残ってもらいたいですね。テスコボーイ系のもう1頭の名馬トウショウボーイの直系が途絶えた分も頑張ってほしいと思います。
それにしても、寿命で仕方ないこととはいえ、近年、自分が競馬を始めた80年代の名馬が次々亡くなっているのは寂しい限りです。日曜日はシンボリルドルフが、東京競馬場にやってきますが、とにかく体に気をつけてもらいたいと思います。


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