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愛しのサラブレッド写真館 

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2010年 09月 12日

東西とも初重賞制覇、セントウルS(GII)はダッシャーゴーゴー、京成杯AHはファイアーフロートが制す

「セントウルS(GII)は、ダッシャーゴーゴーが初重賞制覇」
今日、阪神競馬場で行われたサマースプリントシリーズ最終戦・セントウルS(GII、3歳上・芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の4番人気ダッシャーゴーゴーが中団追走から直線外から伸びて、後方から馬群を割って追い込んだ2番人気グリーンバーディーの追撃をクビ差抑えて優勝しました。

☆セントウルS結果
1着 ダッシャーゴーゴー(川 田)1'08'0(良)
2着▲グリーンバーディー(デュプレシス)クビ
3着△メリッサ     (福 永)1
4着△ヘッドライナー  ( 幸 )1 1/4
5着◎タマモホットプレイ(渡 辺)クビ

3歳馬ダッシャーゴーゴーが、父サクラバクシンオー譲りのスプリント能力の高さを見せつけ、初重賞制覇を飾りました。これまでスプリント重賞では、小倉2歳S(JpnIII)とCBC賞(GIII)で2着に惜敗しており、ようやく掴んだ待望の重賞勝利でした。また、約1年前の小倉2歳Sでは単複を買って応援していた馬だけに個人的にも嬉しかったです。伸び盛りの3歳馬による優勝というのもいいですね、本番のスプリンターズS(GI)では父子制覇目指して頑張って欲しいと思います。おめでとうございました!

また、敗れたとはいえ香港のグリーンバーディーの力強い末脚は目を見張るものがありました。59キロの斤量、4ヶ月ぶりの休み明け、海外遠征の不利を克服して、勝ち馬にあと一歩まで詰め寄った能力は、本番のスプリンターズS(GI)でも脅威となりそうです。

なお、サマースプリントシリーズの総合優勝は、函館スプリントSとキーンランドCを制し、20ポイントを獲得したワンカラットが、サマージョッキーシリーズの総合優勝は、ワンカラットとのコンビで活躍した藤岡佑介騎手が33ポイントでそれぞれ優勝しました。おめでとうございました!

ダッシャーゴーゴー(撮影日2009年11月14日・京王杯2歳S)
父サクラバクシンオー 母ネガノ(母の父Miswaki)
2007年3月22日生 牡3 鹿毛 日高町・下河辺牧場生産 栗東・安田隆行厩舎
10戦3勝(2010年9月12日現在)
(重賞勝利)2010年セントウルS(GII)
東西とも初重賞制覇、セントウルS(GII)はダッシャーゴーゴー、京成杯AHはファイアーフロートが制す_b0015386_22262923.jpg



「京成杯AH(GIII)は、ファイアーフロート(牡5)が重賞初挑戦で優勝」
今日、中山競馬場で行われた京成杯オータムハンデ(GIII、3歳上ハンデ・芝1600m)は、津村明秀騎手騎乗の4番人気ファイアーフロートが、2番手追走から直線早めに抜け出して、外から追い上げた7番人気キョウエイストームをハナ差抑えて優勝しました。

☆京成杯オータムハンデ結果
1着 ファイアーフロート (津 村)1'32'8(良)
2着 キョウエイストーム (石橋修)ハナ
3着 キョウエイアシュラ (内田幸)1
4着 フライングアップル (横山典)ハナ
5着 サンカルロ     (吉田豊)クビ

前走、長岡S(1600万下)を勝ったばかりの夏の上がり馬、ファイアーフロートが先行策から押し切って嬉しい初重賞制覇を飾りました。今日、テレビの映像で見た限りでは、パドックは気合を表に出すタイプで、ちょっとうるさいところを見せていましたが、レースは2番手追走できっちり折り合い、直線もよく踏ん張りましたね。なお、管理する小笠倫弘調教師はJRA重賞初制覇となりました。おめでとうございました!

ファイアーフロート
父スペシャルウィーク 母バーニングウッド(母の父Tabasco Cat)
2006年4月17日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・小笠倫弘厩舎
12戦6勝(2010年9月12日現在)
(重賞勝利)2010年京成杯オータムハンデ(GIII)


なお、今晩間もなくフランスで、宝塚記念馬ナカヤマフェスタ(牡4)と皐月賞馬ヴィクトワールピサ(牡3)がそれぞれ、凱旋門賞(仏GI)の前哨戦を戦います。
両馬ともぜひいい結果を残して、本番に向かってほしいと思います。そして、どうか故障のないよう、無事にレースを走ってもらいたいです。頑張れ!ナカヤマフェスタ&ヴィクトワールピサ!

by Yuuichiro_K | 2010-09-12 22:26 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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