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愛しのサラブレッド写真館 

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2009年 03月 01日

中山記念はカンパニーが連覇、阪急杯はビービーガルダンが初重賞制覇

「中山記念(GII)は、カンパニー(牡8)が堂々の連覇達成」
今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気カンパニーが2番手追走から、逃げたキングストレイルを直線半ばで交わし、後方3番手から追い込んだドリームジャーニーをクビ差抑えて優勝しました。

☆中山記念結果
1着▲カンパニー    (横山典)1'49'2(稍)
2着 ドリームジャーニー(池 添)クビ
3着○アドマイヤフジ  (川 田)クビ
4着 キングストレイル (北村宏)クビ
5着◎エアシェイディ  (後 藤)1 1/2

カンパニーが昨年同様、先行策から抜け出す競馬で見事、中山記念連覇を達成しました。3ヶ月ぶりのレースでしたがパドックは相変わらず落ち着いたもので、8歳という年齢を感じさせない力強い競馬を見せてくれました。これで5年連続の重賞勝利、本当にお見事でした!

2着のドリームジャーニーは、時計のかかる馬場でも切れ味を発揮し追い込んできたのは収穫といえるでしょう。アドマイヤフジは好位3番手から前を追ったものの後一歩及びませんでした。鞍上の池添騎手はカンパニーの位置にもぐりこみたかったとコメントしてましたが、仕掛けのタイミングといい、横山騎手の好騎乗が光った一戦でした。なお、期待した3番人気のエアシェイディは好位4番手追走も直線伸びきれず5着まで、いつもの切れ味が馬場に殺された印象です。

カンパニー(撮影日2008年10月12日・毎日王冠)
父ミラクルアドマイヤ 母ブリリアントベリー(母の父ノーザンテースト)
2001年4月24日生 牡8 鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・音無秀孝厩舎
29戦9勝(2009年3月1日現在)
(重賞勝利)2009年、2008年中山記念(GII)、2008年マイラーズC(GII)、2006年大阪杯(GII)、2007年関屋記念(GIII)、2005年京阪杯(GIII)
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「阪急杯(GIII)は、ビービーガルダン(牡5)が初重賞制覇」
今日、阪神競馬場で行われた高松宮記念(GI)へのステップレース・阪急杯(GIII、4歳上・芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の7番人気ビービーガルダンが、2番手追走から直線で逃げたローレルゲレイロを交わして、1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆阪急杯結果
1着 ビービーガルダン  (安藤勝)1'21'1(良)
2着 ローレルゲレイロ  (藤 田)1 1/4
3着 ドラゴンファング  (武 豊)3 1/2
4着 フィールドベアー  (秋 山)クビ
5着 トウショウカレッジ (デムーロ )クビ

これまで重賞未勝利ながら、昨年のスプリンターズS(GI)で3着に好走した実績のあるビービーガルダンが、3ヶ月ぶりの休み明けを克服して、待望の初重賞制覇を飾りました。今日は、離して逃げた昨年の覇者ローレルゲレイロの2番手につけると直線は楽々とこれを交わして突き放す完勝劇でした。昨年の最優秀短距離馬のスリープレスナイトはぶっつけで高松宮記念となる予定ですし、順調度の差でビービーガルダンが逆転するチャンスもあるかもしれない、そう感じさせるほどの強い競馬を見せてくれました。逆に、2着のローレルゲレイロから3馬身差以上離された3着以下は、物足りない内容でした。本番の高松宮記念に向けて厳しい結果になってしまいました。

ビービーガルダン(撮影日2008年10月5日・スプリンターズS)
父チーフベアハート 母オールザチャット(母の父Westminster)
2004年3月10日生 牡5 青鹿毛 平取・坂東牧場生産 栗東・領家政蔵厩舎
17戦6勝(2009年3月1日現在)
(重賞勝利)2009年阪急杯(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2009-03-01 22:48 | レース回顧 | Trackback | Comments(5)
Commented by 競馬JRA at 2009-03-02 11:46 x
ブログを読ませて頂きました。
お礼にランキング投票しておきます。
また訪問しますので、よろしくお願いします。
Commented by kozou_17 at 2009-03-02 19:03
ボクの◎はドリームジャーニーでした。なにしろ人気になっているのが高齢馬ばかりでしたから、そこを小回りで強いドリームジャーニーが突っ込んでくると。その予想はある程度当たっていましたが、勝ち馬は8才で58キロ背負ってですから、恐れ入りました(笑)
Commented by Yuuichiro_K at 2009-03-03 23:16
☆競馬JRAさん
投票&ご丁寧にご挨拶ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

☆Kozouさん
ドリームジャーニーはAJC杯敗退から良く立て直しましたねえ。それにしても昔と比べると高齢馬でも、衰えを感じさせず、いつまでも強い馬が増えましたねえ。近年の若駒は、大変だと思います^^;
Commented by kozou_17 at 2009-03-05 12:41
カンパニーは長期休養もあったし、大事に使われているからというのもあるでしょうけど、昔とは調教や体調管理もだいぶ変わったんでしょうね。旧表記だと9才ですからね。昔だったら、9才馬が中山記念で1番人気になってそれに応えるってかなり難しい事だったと思います。こういうことでも競馬は日々進歩してるんだなと思いますね。G1前の一叩きが当たり前じゃなくなってきましたしね。
Commented by Yuuichiro_K at 2009-03-06 00:15
そうですね、昔に比べて調教や体調管理の進歩があるのだと思います。ダート路線では長持ちする馬が近年増えてきましたが、芝路線だと、旧表記の9歳馬が重賞に出走すること事態、ほとんどありませんでしたものね。僕の記憶では、ランニングフリー(引退レースが9歳時だった)くらいしか思いつきません。


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