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2008年 12月 21日
今日は南風が吹いたこともあり、12月にしては暖かい陽気となりました。そんな絶好のコンディションの下、中山競馬場で2歳王者決定戦・朝日杯FS(JpnI、2歳・芝1600m)が行われました。レースは、岩田康誠騎手騎乗の2番人気セイウンワンダーが、中団追走から直線で最内を突いて抜け出し、外から伸びたフィフスペトルをアタマ差抑えて優勝しました。 ☆朝日杯FS結果 1着△セイウンワンダー (岩 田)1'35'1(良) 2着△フィフスペトル (ルメール )アタマ 3着▲ブレイクランアウト (武 豊)1/2 4着 ホッコータキオン (飯 田)クビ 5着 ピースピース (吉田隼)2 蹄球炎のため新潟2歳S以来、3ヶ月半振りのレースだったセイウンワンダーが休み明けの不利を物ともせず、中団からメンバー中最速の上がり35.0秒の末脚で伸びて、3連勝で見事2歳牡馬の頂点に立ちました。パドックは、イレ込み気味で決して万全の状態ではないように見えたのですが、レースでは中団の内できっちり折り合い、最後の直線最内へ上手く進路をとり、コースロスのない競馬で栄冠をつかみました。鞍上の岩田騎手の好騎乗が光りました。ただ、勝ちタイムの1'35'1はここ10年で最も遅い時計でした。来年のクラシックの主役になれるかは、まだ予断を許さない状況だと思います。 2着は、中団から直線で馬場の外を伸びた5番人気のフィフスペトルが健闘しました。上がり3ハロン35.2秒の脚を使ったのですが、外を通った分、届かなかった感じで惜しい競馬でした。パドックも以前に比べて、大分落ち着いて周回するようになってきましたし、今後の活躍が楽しみになりました。 フィフスペトル 父キングカメハメハ 母ライラックレーン(母の父Bahri) 2006年5月22日生 牡2 美浦・加藤征弘厩舎 4戦2勝(2008年12月21日現在) ![]() 1番人気のブレイクランアウトは、後方待機策から早めに動いたものの最後は2頭に交わされて3着に敗れました。武豊騎手もレース後、少し仕掛けが早かったとコメントしていましたが、そのためかゴール直前で脚色が鈍ってしまいました。なお、パドックは落ち着いていて、いいデキだったと思います。 ブレイクランアウト 父Smart Strike 母Queue(母の父French Deputy) 2006年4月27日生 牡2 美浦・戸田博文厩舎 4戦1勝(2008年12月21日現在) ![]() 他の馬では大外枠の不利でも差のない4着に好走したホッコータキオンは上位3頭と遜色のない能力を示したと思います。逆に3番人気ミッキーパンプキンはパドックで良く見えたのですが、好位追走も直線伸びきれず6着、4番人気シェーンヴァルトもパドックは落ち着いていましたが後方待機策も伸び一息で7着に終わったのは残念でした。 それでは最後に見事優勝したセイウンワンダー君を掲載します。 ![]() パドックは、前述のとおりイレ込み気味で決して良くは見えませんでした。逆に言えばこのデキで勝ったのですから、今後が楽しみになりました。 ![]() 鞍上の岩田騎手は、中山競馬場初の重賞制覇を見事GI(級)勝利で決めました。最内を突かなければフィフスペトルに敗れていたかもしれません。今日の勝利は騎手の力も大きかったと思います。 ![]() セイウンワンダーの父、グラスワンダーは1997年の本レース(当時のレース名は朝日杯3歳S)を制しており、見事父仔制覇達成となりました。 ![]() 一頓挫ありながら、きっちり結果を出したのは見事でした。来年のクラシックレースでも期待したいですね、今日は本当におめでとうございました! セイウンワンダー 父グラスワンダー 母セイウンクノイチ(母の父サンデーサイレンス) 2006年4月30日生 牡2 青毛 新ひだか 筒井征文生産 栗東・領家政蔵厩舎 4戦3勝(2008年12月21日現在) (重賞勝利)2008年朝日杯フューチュリティS(JpnI)、新潟2歳S(JpnIII) ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
セイウンワンダーはグラスワンダー産駒だし応援したいですね。 タイムも上がりも確かに良くなかったのですが、馬場状態もあまり良いように見えなかったのですが、どうでしたか? ☆Kozouさん こんばんは、スクリーンヒーローに続くグラスワンダー産駒のGI(級)制覇、僕も嬉しかったです^^来年のクラシックの活躍、期待したいです。 馬場についてなんですが、発表は良馬場、見た目も悪くないように見えたのですが、10Rの準オープンの芝1600mの勝ちタイムが1’34’4、新馬戦の勝ちタイムが1’38’1だったことからも、通常より1秒以上は、かかっていたと思います。幾分水分を含んだ馬場だったことは間違いないようです。 セイウンワンダーは調べてみると、全走1600mですべて1分35秒台のタイム。しかし、全てで一番の上がりを記録しているんですよね。しかも中には不良馬場(新潟2S)も含まれているわけで。今回も一頓挫の休み明けで、それほど出来が良いわけでもなく、イレ込み気味ながらも勝っている。もちろんジョッキーの好騎乗もありましたが。意外と大器なんじゃないでしょうかね。まぁ、父グラスワンダーということで贔屓目もありますが。弥生賞が楽しみですね。本当に大器だったら、馬券的には弥生賞が面白いかも。きっと他にも注目馬が現れて、今回のタイムや勝ち方もありますから、大本命というわけにはいかなそうですし。 ☆Kozouさん そうですねえ、おっしゃるとおり勝ち時計だけでは計れない力をセイウンワンダーは持っているかもしれませんね。ちなみに今週のラジオNIKKEI杯2歳Sにはグラスワンダーと名勝負を繰り広げたスペシャルウィーク産駒の大物と呼ばれるリーチザクラウンが出走、人気になりそうですが、人気どおり彼が勝てば、いよいよ来年はセイウンワンダーとの世代を超えた対決となります。今から本当に楽しみです。 近年はラジオNIKKEI杯の方がクラシックには直結していますしね。ここで勝って弥生賞でまず対決となると面白そうです。そういえば、リーチザクラウンは新馬戦でブエナビスタに先着しているんですよね。そしてこのレースを勝ったのはフサイチコンコルドの半弟のアンライバルド。この馬の次走はどこなんだろう。 ☆Kozouさん
リーチザクラウンの走りは本当に注目したいですね。でも個人的には関東馬のロジユニヴァース、マッハヴェロシティの走りに期待してます。 新馬戦で素質馬2頭を破ったアンライバルドは、2戦目の京都2歳Sを1番人気3着と期待を裏切ってしまったのですが、次走は若駒Sのようです。フサイチコンコルド産駒は、バランスオブゲームくらいしかクラシックで活躍している馬が出ていないので、彼にも頑張ってもらいたいと思います。 |
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